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レシピ

材料をどのように使うのかに役立つ、実用的レシピのコレクションです。表示の無い限り、割合は個数です。


1


bullet ゼラチン溶液



詳細 

 このゼラチン溶液は、透明な保護レイヤーとして使用されます。また、簡単に溶解して素早く準備することができます。油絵具オイルスティック用に、紙に使うこともできます。

 輸入品のゼラチンシートは、薄い3x9をパッケージとして販売しています。高品質な上保存が非常に簡単です。また、ゼラチン粉も安価であり、このレシピに使用することができます。

割合 :

ゼラチン
(シートあるいはゼラチン粉)
6
16オンス
(470ml)

手順 :

 15分間、膨張を開始するまで水にシートを浸します。その後、穏やかに完全に溶けるまでダブルボイラーを使用して加熱します。

 


使用方法 

 未使用のメゾナイトパネルの上で、紙あるいは他の使用したい材質の表面に対してゼラチン溶液で磨いた後、一晩乾燥させます。パネルを使用する場合、側面にも溶液を塗ってください。

 2回目のコートでは、溶液を再加熱し、カルシュウム 炭酸塩チョークを大さじ2杯分追加してください。滑らかな表面になります。フラットブラシで表面を揃えた後、乾燥させます。

 

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2


 兎皮膠(ラビット スキン グルー)



詳細 

 スキングルー(動物の皮)は、非常に強力な糊液を生成することができます。これはキャンバスのサイジング・ストレッチングや、乾燥顔料を混ぜれば速乾性塗料(ジステンバー)としても使う事ができます。

割合 :

兎皮膠(ラビット スキン グルー) 1
10

手順 :

 アニマルスキングルー(ウサギ、牛、羊)はシートまたは粉末状で販売されています。まず30分間水にグルーを浸します(大きな塊の場合、溶解には一晩を必要することもあります)。その後、完全に溶解するまでダブルボイラーで熱します。


使用方法 

 均一な溶液を維持するためには、十分な温かさを保つ必要があります。しかし、火の上で直接取り扱い沸騰させてしまうと当然その後使う事が出来なくなります。キャンバス上か、事前にアルコール洗浄したメゾナイトパネルの上で溶液を磨きます。コーティングを始める前に、接着剤を完全に乾燥させてください。

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3


 パネル用チョークゲッソ(石膏)



詳細 

 光沢のある滑らかな白色の表面を得るには、兎皮膠(ラビット スキン グルー)とチョークゲッソ(石膏)以上に効果的なものはありません。卵テンペラや綿密な油絵に有効です。

割合 :

ジンク・チタニュウム ホワイト
(乾燥顔料)

1
カルシュウム 炭酸塩
(エクストラファイン)
1
兎皮膠(ラビット スキン グルー)
(レシピ#2)
1
  ->(粘り気を出す為に加える)

手順 :

 エナメル鍋で全ての乾燥顔料を混ぜます。温めたグルーを入れてよくかき混ぜ、気泡や凝集体を取り除きます。その後に気泡を作らないように加熱しすぎないでください。次に、寒冷紗(粗い綿ガーゼ)を使って石膏を濾過します。使用する前に30分間放置しましょう。

 任意:アルコールでパネルを磨いて乾燥させます。


使用方法 

 表面を修正せずに、温めたゲッソを単一方向に塗っていきます。次の塗りでは反対方向に塗ります。交互方向に続けましょう。完全に平らで滑らかな表面を得るためには、5回程度までの薄いコートを塗り重ねることができます。亀裂を避けるためには、各コーティング間は24時間、最終ヤスリの前には2日間待つ事をお勧めします。ヤスリには♯220以上の細かいサンドペーパーを使うといいでしょう。

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4

 アラビックゴム溶液 : 水彩/ガッシュ



詳細 

 水溶性ゴムは、顔料製造の主要成分です。使いやすく、毒性が無い上に速乾性があります。アラビックゴムが最もよく使われます。

割合 :

アラビックゴムリキッド 1
1-2
ホワイトビネガー
(溶液状態保持のため)

手順 :

 ダブルボイラーでゆっくりと水を加熱して、混ぜながらアラビックゴムを加えます。粉末状のゴムは、粗いゴムよりも溶解に必要とする時間が短く済みます。溶液が冷えたら、カバーをかけて溶液が透明になるまで待ちます。清潔な容器の中へ、寒冷紗(粗い綿ガーゼ)を使ってゴム溶液を濾過します。溶液は安易に劣化してしまう可能性があるため、冷蔵庫に保存します。保存を効かせるために、水の一部を25%未満のホワイトビネガーで代用しても構いませんが、溶液が冷えてから追加してください。また、この溶液を直火の上で加熱してはいけません。

 さらなる提案:できれば金属カバーが付いているガラスポットを使うといいでしょう。溶液を保存する容器としてそのまま使う事ができます。


使用方法 

 素早く水彩絵具を作るためには溶液にアクアディスパーションを数滴入れます。厚いペースト状になるまで、液体状のゴム溶液乾燥顔料を混ぜてもかまいません。

 ガッシュ絵具を作るには、多めの乾燥顔料にゴム溶液を混ぜて、絵具を不透明にするために陶土タルク、あるいは炭酸カルシウムを追加します。透明水彩を作るには、ゴム水溶液を水でさらに希釈します。

 

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5

 絵具メディウム: スタンドオイル、ダンマルとテレビン油



詳細 

 このレシピは作りやすく使いやすい油絵用の基本的なメディウムを作ることができます。

 スタンドオイルは絵の膜に対して、生のリンシードオイルよりも高い柔軟性を与えます。ダンマルのワニスが輝きと透明性を付与するのに対して、時間経過による黄色劣化はスタンドオイルの方が少なく済みます。最初の層はテレビンオイルが通常の油よりも多く含まれています。作業が進行するにつれて、メディウムが油をテレビンオイルに変えていくのです。Fat over leanのルール(塗膜の接着を良くするために上層が下層より油分が多くなるようにする)に従いましょう。

割合 :

スタンドオイル
(あるいは重合リンシードオイル)
1
ダンマルワニス
1
テレビン 1

手順 :

 室温にて、清潔なガラス容器の中に全ての材料を入れ、均一になるまでかき混ぜて下さい。


使用方法 

 塗装面を均一にするためにワニスを使う作業中に、チューブの油絵具をパレット上でメディウムと混ぜます。メディウムの粘度や厚さは多かれ少なかれテレビン油を加えることで調整することができます。薄い層で3日程掛かるメディウムの乾燥時間は、コバルトジルコニウムドライヤーを追加することで短縮する事ができます。メディウムが少量である場合は慎重に行ってください。

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6

 ビーズワックス



詳細 

 油絵具に一般的な粘り気を持たせるには、ビーズワックス以上に適切なものはありません。

割合 :

ビーズワックス
(天然ブリーチ)
1
テレビン 1-2

手順 :

 まず、ビーズワックスをダブルボイラーの中に入れて溶かします。火から取り出し、徐々にテレビンオイルを加えて混ぜます。その時、もしもワックスが固化してしまった場合は混ぜながら軽く加熱します。これを回避するにはテレビンの温度を室温よりも少しだけ高く保つのがいいでしょう。10分ほど混ぜたら、清潔なガラス容器に注ぎます。粘り気が出てくるまでワックスを混ぜます。テレビンオイルを加熱しすぎたり、直接火に炙ることはお止めください。


使用方法 

このメディウムは汎用性が非常にあります。コールドエンカスティック用、油絵具の粘り気調整、乳剤顔料、更には仕上げ用艶出しワックスにも使えます。

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7

 絵具メディウム: ワックス、樹脂、油



詳細 

 このメディウムは油絵具と混ぜるのに相性が良く、Impastos(ブラシまたはバレットナイフの跡が見えるように厚く絵具を塗る絵画)を使うような場合、バターの粘度と乾燥促進に有効です。

割合 :

ビーズワックス
(天然ブリーチ)
4
ダマールワニス
1
スタンドオイル
(あるいは重合リンシードオイル)
1
テレビン 4-8

手順 :

 まず、ワックスのみをダブルボイラーを使用して溶かします。次に火から取り出して、ゆっくりと他の材料を加えていきます。もしこの時にワックスが固化した場合、改めて軽く熱しながらかき混ぜてください。その後、粘り気が出てきて完全に冷えるまで混ぜましょう。この問題を回避するには材料の温度を室温よりも少しだけ高く保つのがいいでしょう。エンカスティックの場合は、テレビンオイルを2/3削減したり、しっかりと固体にさせたければ完全に使用しない事も可能です。


使用方法 

 最終層やワニスとして使うには、まずこのメディウムを直接油絵具とパレットの上で混ぜてください。ワニスを含むワックスだけで塗りましょう。エンカスティックの場合、油絵具チューブ乾燥顔料を混ぜ、剛性パネルに塗ります。このメディウムは直ちに固まりはじめ、60分で乾きます。

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8

 艶出しメディウム: スタンドオイル・ダマール樹脂



詳細 

 この艶出しメディウム絵の具メディウムのバリエーションの一つで、油の量が多めです。その高い脂分を考えると、乾燥を容易にするためにコバルト・ジルコニウムのドライヤーを数滴加えるのがいいでしょう。

割合 :

濃縮ダンマルワニス
2
スタンドオイル
(あるいは重合リンシードオイル)
2
テレビンオイル 1

手順 :

室温で、清潔なガラスボトルに材料を入れます。完全に溶けあうまで十分にかき混ぜてください。太陽光で増粘させたリンシードオイルは、出費はかさみますがスタンドオイルの代わりになります。テレビンオイルの量は、艶出しをどれだけ重ねたいか、個人の好みによって変わります。


使用方法 

この艶出しメディウムは、ワニスとしても使う事ができます。作品の光沢を均一化し、最後のワニスを塗るために数ヶ月待つ必要がなくなります。

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9

 艶出しメディウム: テレビンワニスとオイル



詳細 

 ベネチアテレビン油を含む香油は、独特の光沢と蜜の素晴らしい粘り気を持ち合わせています。かつてはフレークホワイトバーミリオンのような相容れない顔料を分離するのに使われていました。現在ではこれらも同時に使う事ができますが、より確実に視覚的な効果を得るためにはベネチアテレビン油を使うことももちろんできます。

割合 :

濃縮ダルマンワニス
4
スタンドオイル
(あるいは重合リンシードオイル)
2
ベネチアテレビン油 1
テレビン油 -

手順 :

 室温にて、清潔なガラス容器の中で材料を混ぜます。5分から10分ほど激しく掻き回してください。テレビンゴムの入ったこのメディウムの粘度を調整します。この油絵用の艶出しメディウムは非常に厚く、素早く粘り気が出てくきます。垂れが出てくるのを防ぎつつ、それでも数日かけて完全に乾燥させてください。スタンドオイルを太陽光で乾かしたリンシードオイルで代用すると多少は乾燥時間が短くなります。


使用方法 

 パレット上で、チューブ絵具乾燥顔料とこのメディウムを混ぜます。指や布で作品にメディウムを使う場合は、テレビン油の入っていない原液のままをお使いください。希釈した原液なら、追加部分やワニスの再塗りなどに適しています。ただし、糊やゴム上の作品でない限り、ドライヤー・乾燥促進剤の追加は避けたほうがいいでしょう。

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10

 艶出しメディウム: カナダバルサムとオイル



詳細 

 カナダバルサムは油絵において光沢を増加させつつ乾燥時間も伸ばします。それにより、ゆっくりと細心を払って作業ができるわけです。

割合 :

カナダバルサム 1
スタンドオイル
(あるいは重合リンシードオイル)
1
テレビン油 -

手順 :

 ガラス容器の中で、材料を混ぜます。テレビンゴムの粘度を調整してください。この艶出しメディウムは比類のない光沢を持ち、黄色劣化しにくい塗膜を作ります。さらに、クリスマスツリーに使われるトドマツのいい香りもするのです!

 スタンドオイル太陽光で乾燥させたリンシードオイルで代用しても構いません。この場合は乾燥時間を短縮できますが、ドライヤーは使用しないほうがいいでしょう。


使用方法 

 パレット上で、チューブ絵具乾燥顔料とこのメディウムを混ぜます。指や布で作品にメディウムを使う場合は、テレビン油の入っていない原液のままをお使いください。希釈した原液なら、追加部分やワニスの再塗りなどに適しています。

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11

 濃縮ダンマルワニス(光沢ワニス)



詳細 

 ダンマル樹脂は世界中で広く使われており、主にバタビアやシンガポールが産出地です。メディウム、艶出し、最終ワニスなど、様々な用途に使える淡黄色の塊で販売しています。

割合 :

ダンマル樹脂結晶 1
テレビン油 1

手順 :

 ダンマル樹脂の欠片テレビン油を容器に入れ、密封します。樹脂が溶解するまで、毎日振ってよくかき混ぜます。これには数日かかるでしょう。太陽光に当てて時間を短縮しましょう。この溶液が蜜のような粘り気を持つようになります。ダルマンに汚れや不純物が混じっている場合、寒冷紗(粗い綿ガーゼ)で濾すか、綺麗なビンの中にデカントしてください。


使用方法 

 油絵の最終ワニスとして使う場合、同量のテレビンで溶液を希釈してください。卵テンペラなら、テレビンの4倍の量が必要になります。濃縮ワニスの粘度は、乳化の際や絵具メディウム艶出しメディウムを作る際に他の材料と組み合わせるのに最適です。この溶液は、ほぼ一時間で乾燥します。

 
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12

 ダンマル・ビーズワックス (マットワニス)



詳細 

 p;ビートワックスはダンマル樹脂と相性が良く、風化に耐性のあるマット仕上げをする事ができます。ワニスの下の油絵が12ヶ月程度の十分な乾燥時間を経ていた場合、表面のクリーニングや追加が簡単になります。

割合 :

濃縮ダルマンワニス 4
ビーズワックス
(天然あるいはブリーチ)
1
テレビン 2

手順 :

 材料をすべて混ぜて、電気ホットプレートかダブルボイラーで、ワックスが溶液中に溶けるまで熱します。ボトルや瓶にゆっくりと熱い溶液を注いでください。急ぐとガラス容器のひび割れの原因となります。


使用方法 

 このペースとは様々な用途に使えます。布を使えば、あらゆる塗料のワニスに直接使用することができます。メディウムとして使うならパレットの上でチューブ絵具乾燥顔料と混ぜてください。

 このレシピを薄くすることもできます。テレビンゴムをさらに加えれば、より液体に近くなり、ブラシで塗ることが容易になるでしょう。

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